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東京競売ウォッチ

2020年6月30日

第516回 東京地裁再スタートは8月19日開札から。。。

 東京地裁では新型コロナウイルス感染対策で入開札が行われない状況が続いているが、このほど東京地裁民事21部から再開は8月6日から13日の入札期間の物件から再開すると発表された。この入札期間の開札は8月19日である。開札対象となる物件は、緊急性のある物件を優先的に処理するということであるので、5月21日に開札が取り消された分が順次競売入札に付されるかは不明である。

 また再開にあたって入札にあたり反社会的勢力ではないことについての宣誓書や、宅建業者の場合には、その免許証のコピーを添付することが求められる。なお8月19日開札の対象物件は7月22日に公告がなされるので、対象物件がその時点で明らかになる。本欄も8月19日の開札結果まで、休止させて頂きたい。8月31日号から再開となる。

山田 純男(やまだ・すみお)

1957年生まれ。1980年慶應大学経済学部卒業。三井不動産販売およびリクルートコスモス(現コスモスイニシア)勤務後、 2000年ワイズ不動産投資顧問設立、及び国土交通省へ不動産投資顧問行登録(一般90号)。主に投資家サークル(ワイズサークル会員)を 中心に競売不動産や底地などの特殊物件を含む収益不動産への投資コンサルティングを行っている。 著書に「競売不動産の上手な入手法」(週刊住宅新聞社、共著)「サラリーマンが地主になって儲ける方法」(東洋経済新報社)がある。 不動産コンサルティング技能登録者、行政書士、土地家屋調査士有資格者。


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