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スペシャリストの眼

「斜め45度」の視点

2024年03月05日

第422回 国交省の『タワマンに関する資料』を点検

 国土交通省は約5年ごとに、「マンション総合調査・結果報告書」と題する、極めて興味深い資料を公表しています。その最新版は、「平成30年度(2018年度)マンション総合調査結果報告書」です。そしてその中に、『マンションを取り巻く現状について』と題する、「タワマン(タワーマンション、超高層マンション)に関する興味深い資料」が混在しています。以下、タワマンに関する資料を点検してみることにしましょう。
 URL< https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001598520.pdf>

[■■]2021年末の累積棟数は全国で約1400棟

[■■] 最近10年でタワマンの賃貸化が進む

[■■] タワマン理事会への出席率は高い

[■■] マンション購入時に考慮したのは1位「交通利便性」、2位「間取り」

[■■] タワマンの建て替え工事は2022年に「270棟」に到達

細野 透(ほその・とおる)

建築&住宅ジャ─ナリスト。建築専門誌『日経ア─キテクチュア』編集長などを経て、2006年からフリ─ランスで活動。

東京大学大学院博士課程(建築学専攻)修了、工学博士、一級建築士。

著書に、『建築批評講座』(共著、日経BP社)、『ありえない家』(日本経済新聞社)、『耐震偽装』(日本経済新聞社)、 『風水の真実』(日本経済新聞出版社)、『東京スカイツリーと東京タワー』(建築資料研究社)、 『巨大地震権威16人の警告』(共著、文春新書)、『謎深き庭 龍安寺石庭』(淡交社)など。


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