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2014年8月12日

第148回近鉄不動産が「ローレル」シリーズの目玉2物件を販売

 近鉄不動産が「ローレル」シリーズのフラッグシップとなる2物件を相次いで販売した。「ローレルコート京都下鴨」(24戸、8月上旬販売)、「ローレルコート夙川北名次町」(44戸、7月下旬販売)である。

 「ローレルコート京都下鴨」は次のような特徴を持つ。

 (1)「下鴨」アドレスで12年振りに供給される物件。

 (2) 日本銀行社宅(日銀平安寮) の跡地。

 (3) 鴨川の上流にある「高野川」のリバーサイドに位置。

 (4) 出入庫しやすい地下平面駐車場(設置率87%)。

 (5) 高品位かつ高機能な設備・仕様。

 同社がこれまで京都で分譲したマンションには、首都圏在住者が高い関心を持ち、実際に購入する例が多かった。それを踏まえて、この物件を、リクルート住まいカンパニーの全国「スーモカウンター新築マンション」でも案内していったという。


 「ローレルコート夙川北名次町」の特徴を列挙する。

 (1) 阪急甲陽線「苦楽園口」駅から徒歩4分。??

 (2) 夙川さくら道沿いの閑静な邸宅街という希少立地。

 (3)「石の彫刻」を基調とした格調高いデザイン。

 (4) 1フロアに3基のエレベーター。

 (5) 高品位かつ高機能な設備・仕様。


 近鉄不動産は、1970年に「八戸ノ里グランドハイツ」(東大阪市)で分譲マンション市場に参入。これまでに全国で7万戸、近畿圏で4万戸を超える実績を積んできた。

 「ローレル」ブランドとしては、1978年に供給した「東生駒ローレルコート」(生駒市)」が第1号。中核商品の「ローレルコート」に加えて、大規模・複数棟の「ローレルスクエア」、超高層の「ローレルタワー」、都心コンパクトの「ローレルアイ」などを持つ。

細野 透(ほその・とおる)

建築&住宅ジャーナリスト。建築専門誌「日経アーキテクチュア」編集長などを経て、2006年からフリージャーナリストとして活動。  東京大学大学院博士課程(建築学専攻)修了、工学博士、一級建築士。日本建築学会・編集委員会顧問。 ブログ『建築雑誌オールレビュー』を主宰。日経産業新聞『目利きが斬る・住宅欄』に寄稿。  著書に、『建築批評講座』(共著、日経BP社)、『建築家という生き方』(共著、日経BP社)、 『ありえない家』(日本経済新聞社)、『建築産業再生のためのマネジメント講座』(共著、早稲田大学出版部) 、 『耐震偽装』(日本経済新聞社)、『風水の真実』(日本経済新聞出版社)ほかがある。


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